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AI-OCR・帳票処理サービスの費用相場はいくらか。請求書特化・汎用OCR・クラウドAPI・BPO込みで分けて見る【2026年版】

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読了時間: 約8分
著者: IGS編集部

AI-OCR・帳票処理サービスの費用は、月額980円から始められる請求書特化SaaS、月額3万円前後からの汎用AI-OCR、年額36万円以上の利用枠型、ページ単価のクラウドAPI、BPO込みの月額固定、海外IDPの年額契約まで幅があります。同じ「AI-OCR」でも、料金単位が「1件」「1ページ」「1項目」「1ユーザー」「年額」「個別見積もり」で違うため、月額だけを横並びにすると判断を誤ります。本記事では、2026年7月18日に公式サイトまたは公式に準ずる販売ページで確認できた公開料金を使い、要問い合わせのものは要問い合わせとして整理します。

まず結論:AI-OCRの費用は5つに分けて見る

AI-OCRは、請求書や領収書など経理書類を処理するもの、注文書・申込書・手書き帳票まで読む汎用型、自社システムに組み込むクラウドAPI、人手確認やBPO込みのもの、海外IDPに分けて見ると比較しやすくなります。

分類費用感の目安向いているケース
請求書特化SaaS月額980円〜、3,000円〜、4,980円〜など。別途1件50円〜180円程度の従量課金がある場合あり請求書・領収書・経費精算を小さく始めたい
汎用AI-OCR月額3万円〜、年額36万円〜、月額5万円〜など注文書、申込書、手書き、非定型帳票まで読みたい
人手確認・BPO込み1件100円程度、またはBPO込み月額2.7万円〜などAI単体ではなく、確認後の精度や処理完了まで任せたい
クラウドAPIOCRは1,000ページあたり1.50米ドル前後から。抽出・解析は別単価自社サービスや業務システムに組み込みたい
海外IDP・大規模処理月額499米ドル、年額18,000米ドル〜、または個別見積もり多国籍・大量帳票・複雑なワークフローを扱う

特に請求書特化型は、OCR単体ではなく電帳法、インボイス、承認、会計ソフト連携まで含むことがあります。汎用AI-OCRは帳票設計や項目数、クラウドAPIは開発・運用費、人手確認型は確認単価と納期が費用に効きます。

公式公開料金を確認できた主なサービス

下の表は、2026年7月18日時点で公式サイト、公式価格ページ、または公式に準ずる販売ページで確認できた料金です。税別・税込、年払い・月払い、円建て・米ドル建てが混在するため、金額だけでなく「何に課金されるか」を見てください。

サービス確認できた公開料金料金の読み方
invox受取請求書ミニマム月額980円(税込1,078円)、プロフェッショナル月額29,800円(税込32,780円)。データ化はオペレータ確認なし50円(税込55円)/件、確認あり100円(税込110円)/件請求書特化。基本料と1件単価を分けて見る
freee支出管理 受取請求書受取請求書キャビネットは年払い月額4,980円〜税抜、受取請求書インボイスは年払い月額19,980円〜税抜。年600枚込み、追加600枚18,000円/年、超過50円/枚会計・経理フロー込み。年払いと枚数枠を見る
RICOH 受領請求書サービスLightは初期5,000円、月額3,000円、31通目以降100円/通。ベーシック月額9,000円〜、ベーシック+BPO月額27,000円〜請求書特化。電子保存オプションやBPO有無で変わる
DX Suite正規販売ページでLite月額33,000円、Standard月額110,000円、Pro月額220,000円などの掲載を確認汎用AI-OCR。プラン、リクエスト数、販売経路、税表記を契約前に確認
SmartReadクラウド版は初期0円、月額0円、年額36万円。PLUS+は自動仕分け1円〜、1項目3円〜、非定型1ページ5円など年額利用枠型。項目・ページ単価も見る
AIよみと〜る基本トライアル33,000円、通常版33,000円/月、読み取り量は19,800円まで。自動帳票仕分けは22,000円/月DX Suite基盤のNTT東日本サービス。通常版は最低利用期間あり
LAQOOTEntry月額5万円・初期0円・300枚、Light月額10万円・初期30万円・1,000枚、Standard月額30万円・初期30万円・5,000枚人手確認を含む大規模帳票向け。月額枠と超過単価を見る
Google Document AIEnterprise Document OCRは1,000ページあたり1.50米ドルから。カスタム抽出やフォーム解析は1,000ページあたり30米ドルなどページ課金。OCRだけか、請求書解析・項目抽出まで使うかで変わる
Amazon TextractDetect Document Textは1ページ0.0015米ドルから。Analyze Expenseは1ページ0.01米ドルから。TablesやFormsは別単価ページ課金。日本語文書の対応範囲は用途ごとに確認
NanonetsStarterは無料枠後、100クレジット月額100米ドル。Simple AI 0.02米ドル/run、Standard AI 0.10米ドル/run、Complex AI 0.30米ドル/runワークフローのブロック数で総額が変わる
RossumStarterは年額18,000米ドル〜。BusinessとEnterpriseは個別見積もり海外IDP。大量処理・承認ワークフロー向け
DocsumoStarterは月額499米ドル。BusinessとEnterpriseはCustom海外IDP。無料・試用枠は公式ページで条件確認
ParseurFreeは月20ページまで。Base、Scale、Enterpriseはページ数に応じたプランで、価格は選択量により変動メール添付・PDF抽出向け。1クレジット=1ページで見る

DX Suiteは価格改定や販売経路により表示単位が変わる可能性があるため、ここでは正規販売ページで確認できた税込の月額目安を記載し、契約前の公式確認を前提にしています。Azure AI Document Intelligenceは公式価格ページがリージョン選択で動的に金額表示されるため、本記事では具体額を断定せず、料金計算ツール確認扱いにしています。

要問い合わせ・二次情報扱いにするもの

AI-OCR比較では、バクラク、TOKIUM、Bill One、BtoBプラットフォーム、スマートOCR、DynaEye 11、AI JIMY Paperbot、DEEP READ、AnyForm OCR、DNP、ABBYY、Hyperscience、OpenText、UiPath、Klippa、easなど、公式公開料金が確認しにくいサービスがあります。これらは要問い合わせとして扱うのが安全です。

まとめサイトや販売代理店に参考価格が出ている場合でも、公式サイトで同じ金額を確認できないものは「公式価格」として扱わないでください。比較記事で二次情報を使う場合は、必ず出所と確認日を明記し、契約前に最新見積もりを取る前提にします。

  • 公式ページに価格表がないものは「要問い合わせ」として扱う
  • 代理店・比較サイトの参考価格は、公式価格とは分けて書く
  • 初期費用、最低利用期間、月間枚数、超過単価を同時に確認する
  • BPO込みの場合は、AI-OCR費用と人手確認費用を分けて確認する
  • 無料トライアルは、読み取り枚数・帳票種類・保存期間・サポート範囲を見る

AI-OCRで見落としやすい費用

AI-OCRの見積もりで落ちやすいのは、月額基本料以外の費用です。帳票定義、テンプレート作成、スキャン作業、エラー修正、承認フロー、会計ソフト連携、API開発、ストレージ、監査対応まで含めると、OCRのページ単価だけでは全体像が見えません。

特にクラウドAPIは、1ページ単価だけ見ると安く見えます。ただし、画面開発、例外処理、項目確認、権限管理、ログ保存、再処理、障害対応を自社で持つ必要があります。SaaSやBPO込みサービスは単価が高く見えても、運用込みなら総額が読みやすい場合があります。

  • 初期設定、帳票定義、テンプレート作成
  • 月間枚数、ページ数、項目数、リクエスト数の超過費用
  • 人手確認、BPO、差し戻し、納期指定
  • 電帳法、インボイス、JIIMA認証、タイムスタンプ、電子保存オプション
  • 会計ソフト、ERP、ワークフロー、RPA、S3、SharePointとの連携
  • スキャナ、複合機、紙の回収、原本保管、運用担当者の工数
  • API利用料、ストレージ、ネットワーク、リージョン、監査ログ

月間枚数別の考え方

月100〜500枚程度なら、請求書特化SaaSや低価格プランで始めやすいです。invox、RICOH、freeeのように基本料と件数単価が分かれているサービスは、まず月間処理件数で概算できます。

月1,000〜5,000枚程度になると、汎用AI-OCR、BPO込み、会計フロー込みの比較が必要になります。DX Suite、SmartRead、LAQOOT、RICOHのBPO付きプランのように、月額枠・項目課金・人手確認のどこに費用が出るかをそろえて見てください。

月数万ページ以上、または自社プロダクトに組み込む場合は、Google Document AI、Amazon Textract、Azure AI Document Intelligence、Nanonets、Rossum、DocsumoなどのAPI・IDP型も候補になります。ただし、自社開発・運用費を含めた総額で比較してください。

見積もり前に決めるべきこと

問い合わせ前に条件をそろえると、各社の見積もりが比較しやすくなります。条件が曖昧なままだと、ある会社はOCRだけ、別の会社は人手確認込み、別の会社は会計ソフト連携込みで見積もるため、金額だけでは判断できません。

  • 帳票の種類(請求書、領収書、注文書、申込書、手書き帳票など)
  • 月間枚数、繁忙期の最大枚数、1枚あたりの項目数
  • AI単体でよいか、人手確認やBPOまで必要か
  • 電帳法、インボイス、タイムスタンプ、承認履歴が必要か
  • 連携先(会計ソフト、ERP、ワークフロー、RPA、ストレージ)
  • クラウド、オンプレ、国内保管、閉域、LGWANなどの制約
  • PoCで合格とする読取精度、処理時間、差し戻し率の基準

本記事で使った確認元

本記事は2026年7月18日時点で確認できた公式サイト、公式価格ページ、または公式に準ずる販売ページをもとに作成しています。料金・プラン・無料枠・キャンペーン・税表記は変更される可能性があります。契約前には必ず各社の公式情報と最新見積もりを確認してください。

確認元: invox公式 https://invox.jp/ / freee公式 https://www.freee.co.jp/invoice-receipt/ / RICOH公式 https://www.ricoh.co.jp/products/list/ricoh-invoice-received-service/light / DX Suite正規販売ページ https://www.i-enter.co.jp/brand/dxsuite/ / SmartRead公式 https://www.smartread.jp/lp2/ / AIよみと〜る公式 https://business.ntt-east.co.jp/service/rpa_aiocr/fee.html / LAQOOT公式 https://laqoot.com/plan/ / Google Document AI公式 https://cloud.google.com/document-ai/pricing / Amazon Textract公式 https://aws.amazon.com/textract/pricing/ / Nanonets公式 https://nanonets.com/pricing / Rossum公式 https://rossum.ai/pricing/ / Docsumo公式 https://www.docsumo.com/pricing / Parseur公式 https://parseur.com/pricing / Azure AI Document Intelligence公式 https://azure.microsoft.com/pricing/details/document-intelligence/

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よくある質問

Q. AI-OCRは最低いくらから始められますか?
A. 公開料金だけを見ると、invox受取請求書は月額980円から、RICOH 受領請求書サービス Lightは月額3,000円から、freee支出管理 受取請求書キャビネットは年払い月額4,980円から始められます。ただし、件数課金、枚数超過、初期費用、オプション費用が別にかかる場合があります。
Q. AI-OCRは月額料金だけで比較してよいですか?
A. 月額料金だけでは不十分です。AI-OCRは、1件単価、ページ単価、項目単価、人手確認、BPO、初期設定、帳票定義、連携開発、電子保存オプションで総額が変わります。月間枚数と帳票種類をそろえて比較してください。
Q. AI単体と人手確認込みはどちらが高いですか?
A. 一般には人手確認込みのほうが高くなります。ただし、AI単体で読んだ後に社内担当者が確認する場合、その確認工数もコストです。精度を担保したい請求書処理や大量帳票では、人手確認込みのほうが総額を読みやすい場合があります。
Q. Google Document AIやAmazon TextractのようなAPI型は安いですか?
A. ページ単価だけを見ると安く見えることがあります。ただし、API型は画面、承認、例外処理、監査ログ、エラー修正、運用監視を自社で作る必要があります。開発チームがある企業や既存システムに組み込みたい場合に向いています。
Q. 要問い合わせのサービスは避けたほうがいいですか?
A. 避ける必要はありません。AI-OCRは帳票種類、枚数、BPO範囲、セキュリティ、連携先で費用が大きく変わるため、要問い合わせになることは自然です。比較する際は、同じ条件で複数社に見積もりを依頼してください。