LTV / CAC 計算機(SaaS 健全性)無料・登録不要
ARPU・粗利率・月次チャーン率・CAC を入力するだけで LTV / LTV:CAC 比 / ペイバック期間 / 年次換算チャーン率を一括算出。SaaS 経営の健全性を即チェック。
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算出結果
LTV:CAC ≥ 3 で SaaS 健全
- LTV:CAC ≥ 3: SaaS 経営の健全基準(VC / 投資家評価基準)
- ペイバック ≤ 12 ヶ月: B2B SaaS 推奨。長期だと CF 悪化
- 月次チャーン: B2B SaaS 1-2% / B2C SaaS 3-7% / 中小企業向け 5-10% が一般的
- 粗利率: SaaS 70-80% / コンサル 40-60% / EC 20-40% が業界水準
- CAC 改善には: 紹介プログラム / SEO / コンテンツマーケで有料広告依存を下げる
- 関連: CV率計算機 で CPA も併用算出
良いLTV / CAC 計算機(SaaS 健全性)の判断基準
SaaSやサブスク事業のユニットエコノミクスを確認する時、特に投資家向け資料や経営会議に数字を出す前に使います。算出されたLTVやLTV:CAC比は入力値の定義に強く依存するため、下の判断基準で確認してください。
LTVは粗利ベースで計算しているか
売上ベースのARPUで計算したLTVは過大評価になります。このツールは粗利率を掛けて計算しますが、その粗利率自体がインフラ費・サポート費を反映した実態値かを確認します。
チャーン率はどの期間の実測値か説明できるか
立ち上げ期は初期解約が多くチャーンが高めに出るなど、どの期間を切り取るかで結果が数倍変わります。使った値の計測期間を資料に明記できる状態にしておきます。
CACの範囲(何を含めたか)を即答できるか
広告費のみか、人件費・制作費込みかで比率は大きく変わります。投資家や経営陣に「CACの定義は?」と問われた時に即答できるよう、計算範囲をメモしておきます。
「LTV:CAC = 3」を絶対基準にしていないか
3:1は一つの目安として語られることが多い数字ですが、ビジネスモデルや成長ステージによって適正は変わります。目安との比較よりも、自社の前四半期比でどちらに動いているかを主軸にします。
ARPUにプラン変更の影響を反映したか
初月のARPUだけで計算すると、アップセルやダウングレードの影響が抜けます。一定期間の平均ARPUを使い、どの期間の平均かを明示します。
単月の数字でなくトレンドで見ているか
CACは出稿状況で単月の変動が大きい指標です。毎月同じ定義で計測し、移動平均や四半期単位の推移で改善・悪化を判断します。
ありがちな失敗例(NG → 改善)
NG売上ベースのARPUでLTVを計算し、「LTV:CAC = 5.2」と投資家向け資料に記載する
改善粗利ベースで計算し直し、粗利率・チャーンの計測期間・CACの範囲を脚注に明記した上で数字を載せる
→ デューデリジェンスで定義を確認され、粗利ベースで再計算したら数字が大きく下がる、という展開は資料全体の信頼を損ないます。数字の大きさより定義の明確さが信用につながります。
NG創業直後3ヶ月の高チャーン期の値で計算し、「このモデルは成立しない」と結論づける
改善期間別にチャーン率を確認し、初期と直近安定期の両方の値で計算して併記し、どちらを意思決定に使うか議論する
→ チャーン率はどの期間を切り取るかで結果が数倍変わります。一つの期間の値だけで事業の成否を断定すると、判断を誤ります。
NGLTV:CACが3を超えた月に「健全化を達成しました」と単月の数字で経営報告する
改善3ヶ月移動平均や前四半期比のトレンドで報告し、単月の振れである可能性に言及する
→ CACは単月変動が大きく、たまたま出稿を絞った月は比率が良く出ます。単一指標・単月での達成宣言は、翌月に覆るリスクを抱えています。
LTV / CAC 計算機(SaaS 健全性)の使い方
- 1テキストを入力またはペーストします
- 2「変換する」ボタンをクリックします
- 3結果を確認してコピーします
よくある質問
LTV / CAC 計算機(SaaS 健全性)は無料ですか?
はい、完全無料でご利用いただけます。会員登録も不要です。
スマートフォンでも使えますか?
はい、スマートフォン・タブレット・PCなど、ブラウザがあればどのデバイスでもご利用いただけます。
関連ツール
LTV / CAC 計算機(SaaS 健全性)について
ARPU・粗利率・チャーン率・CAC の 4 項目から LTV と回収月数を出す
SaaS 経営者・スタートアップ CEO が VC からの投資検討時に必ず問われる「LTV と CAC は?」「LTV:CAC は何倍?」。手計算は煩雑で、毎月の経営会議で「ペイバック何ヶ月?」と聞かれて即答できないと信用を失います。本ツールは ARPU・粗利率・月次チャーン率・CAC の 4 つを入力するだけで、LTV / LTV:CAC 比 / ペイバック期間 / 年次換算チャーン率を瞬時に算出します。
部品の中の式と、ARPU 9,800 円・粗利 70%・チャーン 3%・CAC 3 万円で出た実処理結果
計算はブラウザの中だけで行われ、入力した数字は外部に送られません。編集部で本番ビルドを動かし、入力欄を初期値のまま計算させました。表示は画面のとおりに記録しています。
【部品の中の式(逐語)】m = 月次チャーン率 ÷ 100。平均継続月数 = m が 0 より大きければ 1 ÷ m、0 なら Infinity。LTV = m が 0 より大きければ (ARPU × 粗利率 ÷ 100) ÷ m、0 なら Infinity。LTV:CAC 比 = CAC が 0 より大きければ LTV ÷ CAC、そうでなければ 0。ペイバック期間 = ARPU と粗利率がどちらも 0 より大きければ CAC ÷ (ARPU × 粗利率 ÷ 100)、そうでなければ Infinity。年次換算チャーン率 = 1 から (1 - m) を 12 回掛けた値を引いて 100 を掛けた値。判定は比が 3 以上で健全、1 以上で要改善、それ未満で危険。
【入力】月額 ARPU 9,800 円、粗利率 70%、月次チャーン率 3%、CAC 30,000 円。
【画面に出た値】平均継続月数 33.3 月(補足「= 1 / 月次チャーン率」)、LTV ¥228,667(補足「= ARPU × 粗利率 / チャーン率」)、LTV:CAC 比 7.62 : 1(補足「3:1 以上が健全」)、ペイバック期間 4.4 月、年次換算チャーン率 30.62%(補足「月次 3% を 12 ヶ月で複利計算」)。バッジは「🟢 健全」で、「LTV:CAC ≥ 3 で SaaS 健全」と添えられました。
月次 3% のチャーンが年次では 30.62% になる、という換算がその場で出るのはこの計算機の使いどころです。ただしこれは今回試した 3 パターンで見えた範囲で、どんな入力でも同じように読める保証ではありません。
解約率 0% を入れると LTV も LTV:CAC 比も ∞ になり、判定は健全のまま
月次チャーン率だけを 3% から 0% に変えました。ほかの 3 項目は初期値のままです。
【画面に出た値】平均継続月数「∞」、LTV「∞」、LTV:CAC 比「∞ : 1」、ペイバック期間 4.4 月(変わらず)、年次換算チャーン率 0.00%。バッジは「🟢 健全」で、「LTV:CAC ≥ 3 で SaaS 健全」と出ました。
顧客が誰も解約しないという理想的な状態を入れると、LTV と LTV:CAC 比のどちらも無限大として扱われ、判定も健全側になります。LTV:CAC 比は「CAC が 0 より大きければ LTV ÷ CAC」という式で、LTV が有限か無限大かにかかわらず同じ計算をするため、LTV が ∞ のときは比も ∞ になり、危険バッジが誤って付くことはありません。
CAC 0 円 の実処理結果と、CAC ペイバック期間 計算機とそろえた 0 と ∞ の扱い
今度は CAC だけを 30,000 円から 0 円に変えました。
【画面に出た値】LTV:CAC 比「0.00 : 1」、ペイバック期間「0.0 月」、判定「🔴 危険」。LTV ¥228,667、平均継続月数 33.3 月、年次換算チャーン率 30.62% は初期値のときと同じでした。比が 0 になるのは、式が「CAC が 0 より大きければ」を条件にしているためで、CAC が 0 だと割り算をせずに 0 を返します。ペイバック期間の 0.0 月も「回収済み」ではなく「回収すべき金額を入れていない」状態です。
【2 つの計算機で扱いをそろえた点】同じサイトの CAC ペイバック期間 計算機も「CAC が 0 より大きければ LTV ÷ CAC」という同じ式で比率を出しています。本ツールもこの式に揃えたため、月次チャーン 0% のように LTV が無限大になる場面では、どちらの計算機も同じように「∞」を返します。CAC を 0 円にした場合は、どちらの計算機でも比率は計算されず 0 のままです。
健全性バッジの基準
【🟢 健全(LTV:CAC ≥ 3)】SaaS 経営の理想ゾーン。VC 投資家が「健全」と判断する基準。広告投下拡大・採用拡大判断 GO。
【🟡 要改善(1 ≤ LTV:CAC < 3)】黄色信号。CAC 削減施策(紹介プログラム / SEO 強化)or 解約率改善(カスタマーサクセス強化)が必要。
【🔴 危険(LTV:CAC < 1)】広告費が顧客生涯価値を上回る赤字状態。広告投下停止 / プロダクト見直し / 価格改定を急ぐ。
主要指標の業界水準
【LTV:CAC】SaaS 健全 3:1+ / 投資家絶賛 5:1+ / 警戒ライン 1:1 未満 【ペイバック期間】B2B SaaS 12 ヶ月以内 / B2C SaaS 6 ヶ月以内が推奨 【月次チャーン】B2B SaaS 1-2% / B2C SaaS 3-7% / 中小企業向け 5-10% 【粗利率】SaaS 70-80% / コンサル 40-60% / EC 20-40% 【ARPU】業種・プラン構成で大幅に異なる。プラン階層設計で意図的にコントロール可能。
注意: これらは目安。業種・ステージ・市場成熟度により最適値は異なるため、自社の競合・上場 SaaS 企業(freee / マネフォ / SmartHR 等)の IR 資料で業界水準を確認推奨。
投資家資料・月次レビュー・価格改定でこの計算機を当てる場面
【1. VC / 投資家向け資料】「LTV:CAC = 4.2:1」「ペイバック 8 ヶ月」を 1 ページサマリーで提示できる。
【2. 経営会議の月次レビュー】先月の数値で LTV / 健全性を即算出。CAC 増・チャーン悪化のアラートを早期発見。
【3. 価格改定のシミュレーション】ARPU を 9,800 → 12,800 に上げた時の LTV / ペイバック改善を試算。
【4. 広告投下判断】CAC が ¥30,000 まで増えた時に LTV:CAC が 3 未満になるかを事前判断。広告投下上限を可視化。
0 と ∞ の読み分け方と、LTV:CAC 比を外に出す前の確認
【分かったクセ】0 で割る処理を避けるガードが、「計算できない」場面で算数的に自然な 0 を返します。CAC を入れていない(0 円の)ときの LTV:CAC 比の 0.00 は「比率がゼロ」ではなく「CAC が未入力」の合図です。∞ の扱いは平均継続月数・LTV・LTV:CAC 比の3つでそろっており、チャーン率が 0% ならこの3つはすべて ∞ になります。
【弱点】今回の 3 パターンで計算は崩れませんでしたが、CAC が 0 円のときの 0.00 が「比率が悪い」という意味に読めてしまうことは弱点です。「CAC が未入力です」という説明が画面に出ないため、額面どおり読むと判断を誤ります。
【向かない用途】監査や投資契約の数値根拠として、この画面の値をそのまま使う用途には向きません。複数プラン・複数チャネルが混ざった平均 ARPU からの断定、チャーンが月ごとに大きく動く立ち上げ期の単月評価にも向きません。なお画面に並ぶ「LTV:CAC ≥ 3」「ペイバック ≤ 12 ヶ月」などの基準は、このツールに内蔵された目安で、出典の表示はありません。
【外に出す前の確認】比が 0.00 や ∞ になっていないか、なっていたらどの入力が 0 か。チャーン率は月次か年次か。ARPU は粗利率を掛ける前の売上か。CAC にどこまでのコストを含めたか。この 4 点を確認してから数字を共有してください。今回の記録は編集部が試した 3 パターンで見えた範囲で、どんな入力でも同じ表示になる保証ではありません。