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自治体・官公庁向けAI-OCR・帳票処理サービス比較【2026年版】LGWAN・オンプレ対応で選ぶ

総務課・税務課・情報システム部門が、申請書・申告書・行政文書のOCR化を検討する材料をまとめました。法人向けAI-OCR・帳票処理サービス比較の中から、自治体・官公庁向けの提供形態(LGWAN-ASP・オンプレミス・税務システム連携)が公式に確認できる社を絞り込んでいます。

※本記事は事業者の公式情報(引用元は2026-06-28確認)をもとに、2026-08-07に業種別の要件・選定理由を整理して作成しています。

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掲載・修正について
INDUSTRY REQUIREMENTS

自治体・官公庁でAI-OCRを導入する前に確認すべき5つの要件

LGWAN-ASPまたはオンプレミスでの提供

住民の申請書・申告書には個人情報が多く含まれるため、クラウドへのデータ送出を避けたい自治体は少なくありません。LGWAN-ASP版やオンプレミス版を選べるかを確認してください。

税務システム(税務専用ネットワーク)との連携実績

固定資産税・住民税の申告書処理など税務部門の帳票処理では、税務専用のネットワークとの接続実績があるかが選定材料になります。

手書き・非定型帳票への対応

住民が提出する申請書は手書きが多く、様式も部署ごとに異なる非定型帳票が中心です。帳票定義の事前設定が不要な「定義レスOCR」等の機能があるかを確認してください。

電帳法・インボイス制度は民間の経理向け制度である点に注意

電子帳簿保存法・インボイス制度は主に民間事業者の会計処理を対象にした制度です。自治体内部の文書事務では直接の適用対象になるとは限らないため、各社の「電帳法対応」表記は自庁の会計課・経理業務にそのまま当てはまるかを個別に確認してください。

機密情報のクラウド非送出要件

住民情報を扱う部署では、OCR処理そのものをクラウドではなく庁内サーバーで完結させる要件が出ることがあります。オンプレ前提の製品かクラウド前提の製品かを最初に切り分けてください。

WHY THESE PROVIDERS

この3社を選んだ理由

法人向けAI-OCR・帳票処理サービス比較の掲載社のうち、公式情報で官公庁・自治体向けの提供形態(LGWAN-ASP・税務システム連携)が確認できたのは以下の3社です。

AIRead

クラウド・オンプレ・LGWAN-ASPの3形態から選べる唯一の社で、LGWAN-ASP対応により官公庁・自治体での導入に対応すると公式に記載しています。帳票定義が不要な「定義レスOCR」が特徴で、部署ごとに様式が異なる非定型の申請書に向いています。

DynaEye 11

税務LANとの連携実績を公式に記載しており、税務部門での申告書処理に接点があります。クラウド型は提供せずオンプレ前提のため、機密情報処理に厳格な組織に向いています。

AnyForm OCR

自治体・官公庁への公式な導入実績記載は確認できていませんが、オンプレ前提で「機密情報をクラウドに出せない」企業向けと公式に位置付けられており、同様の要件を持つ自治体でも検討候補になります。導入前に自治体向けの実績を各社に直接確認してください。

COMPARISON TABLE

自治体・官公庁向け比較早見表

※ 料金・実績は各社公式サイト(2026-06-28確認)をもとに記載しています。変更される可能性があります。

表中の「要問い合わせ」は公式サイトで料金・条件を公開していないことを示します。「公式記載なし」は該当項目の記載を公式情報で確認できなかったことを示し、対応していないという意味ではありません。

自治体・官公庁向け比較早見表
サービス名料金形式対象規模主な特徴導入実績無料相談助成金
AIReadクラウド版 月13,200円〜(税込)・LGWAN-ASP版 年880,000円〜(10,000枚/年)・オンプレ版 要問い合わせ(公式)クラウド・オンプレ・LGWAN(国産・汎用)中小〜大企業・官公庁定義レスOCR(帳票定義不要)・追加学習機能・LGWAN-ASP対応・クラウド/オンプレ/LGWAN選択可公式記載なし要問い合わせ公式記載なし
DynaEye 11要問い合わせ(全プラン公式非公開・60日間無料評価あり)オンプレ・SDK(国産・汎用)中堅〜大企業(機密情報処理に厳格な企業)オンプレ前提・SDK組込可能・RICOH fi Series連携・上位プランは読み取り放題公式記載なし60日間の無料評価あり公式記載なし
AnyForm OCR要問い合わせ(年間サブスク・買取の2形態・公式に金額なし)オンプレ(国産・汎用)中小〜中堅企業(セキュリティ重視・既存IT資産活用)特許技術WOCR・AI OMR・ノンプログラミング帳票設計・UiPath/RPAとの連携公式記載なし要問い合わせ公式記載なし
PRICING

料金の実額

3社とも料金体系は近く、クラウド・LGWAN-ASP・オンプレの形態によって金額が変わります。実額の一部を公式に確認できたのはAIReadのみです。

サービス名料金
AIReadクラウド版 月13,200円〜(税込)・LGWAN-ASP版 年880,000円〜(10,000枚/年)・オンプレ版 要問い合わせ(公式)
DynaEye 11要問い合わせ(全プラン公式非公開・60日間無料評価あり)
AnyForm OCR要問い合わせ(年間サブスク・買取の2形態・公式に金額なし)

AIReadのLGWAN-ASP版は年間88万円〜(10,000枚/年)が唯一の公開実額です。他の2社に問い合わせる際は、想定する年間処理枚数とオンプレ・クラウドどちらを希望するかを最初に伝えると見積もりが早くなります。

PROVIDERS

自治体・官公庁向け各社の個別解説

1
AIRead(アライズイノベーション株式会社)

アライズイノベーション株式会社が提供するAI-OCR。クラウド・オンプレ・LGWAN-ASPと複数環境で提供し、生成AIを活用した「定義レスOCR」(帳票定義の事前設定が不要)を特徴とする。

料金
クラウド版 月13,200円〜(税込)・LGWAN-ASP版 年880,000円〜(10,000枚/年)・オンプレ版 要問い合わせ(公式)
形式
クラウド・オンプレ・LGWAN(国産・汎用)
対象
中小〜大企業・官公庁
カリキュラム
活字・手書き混在、チェックマーク・丸囲み・バーコード、FAX帳票・予診票・接種券・領収書などの非定型に対応。Wagby・Waha! Transformer・SAP・Oracleなどと連携。電帳法・インボイス対応の公式表明なし。OCR精度の公式数値なし。料金・機能は公式裏取り済み。
実績
LGWAN-ASP対応により官公庁・自治体での導入に対応。
無料相談
要問い合わせ
助成金
人材開発支援助成金 公式記載なし

こんな会社に向いている

帳票定義の事前設定なしに多様な非定型帳票を読み取りたい企業や、LGWAN環境が必要な官公庁・自治体に向いています。

2
DynaEye 11(株式会社PFU・リコー傘下)

株式会社PFU(リコー傘下)が提供するオンプレ型AI-OCR。SDKで既存業務システムへ直接組み込めるほか、RICOH fi Seriesスキャナ・PaperStream Captureと連携する。

料金
要問い合わせ(全プラン公式非公開・60日間無料評価あり)
形式
オンプレ・SDK(国産・汎用)
対象
中堅〜大企業(機密情報処理に厳格な企業)
カリキュラム
申込書・請求書・注文書・給与支払報告書などに対応し手書きも読み取る。Entryラインは年6,000ページから無制限まで構成が分かれる(金額は公式非開示)。電帳法・インボイス対応の公式表明なし。OCR精度の公式数値なし。クラウド型は提供しておらずオンプレ前提。税務LANとの連携実績あり。
実績
RICOH fi Seriesスキャナ・PaperStream Captureとの連携実績あり。
無料相談
60日間の無料評価あり
助成金
人材開発支援助成金 公式記載なし

こんな会社に向いている

機密情報をクラウドに出せずオンプレ前提の企業や、既存業務システムにSDKでOCRを組み込みたい開発部門に向いています。

3
AnyForm OCR(株式会社ハンモック)

株式会社ハンモックが提供するオンプレ型AI-OCR(デスクトップPC対応)。年間サブスクと買取から選べ、特許技術「WOCR」とAI OMR(マーク読み取り)・ノンプログラミング帳票設計が特徴。

料金
要問い合わせ(年間サブスク・買取の2形態・公式に金額なし)
形式
オンプレ(国産・汎用)
対象
中小〜中堅企業(セキュリティ重視・既存IT資産活用)
カリキュラム
注文書・請求書・伝票・FAX受注書に手書き・活字両対応。UiPath・Autoジョブ名人などのRPAやFAXサービスと連携。精度は「信頼精度99.97%」を掲げるが、活字の日本語・英数字を対象としたハンモック独自テスト(63,500項目)の条件付きの値で無条件の精度ではない。料金は公式に記載なく要問い合わせ。精度の条件・機能は公式裏取り済み。
実績
特許取得済み(WOCR)。オンプレ前提のため機密情報のクラウド送出が不要。
無料相談
要問い合わせ
助成金
人材開発支援助成金 公式記載なし

こんな会社に向いている

機密情報をクラウドに出せずオンプレ前提の企業や、RPA連携でFAX受注書を含む帳票処理を自動化したい中小〜中堅企業に向いています。

BEFORE YOU CONTACT VENDORS

導入前に確認すること

  • 住民の個人情報を含む帳票を処理する場合、クラウド送出の可否を庁内の情報セキュリティポリシーに照らして確認してください。
  • 税務部門で使う場合は、税務専用ネットワークとの接続実績がある社を優先的に検討してください。
  • 電帳法・インボイス制度への対応表記は民間事業者向けの制度であるため、自庁の会計課での適用要否を個別に確認してください。
FAQ

よくある質問

Q. LGWAN環境でAI-OCRは使えますか+

AIReadはLGWAN-ASP版を公式に用意しており、庁内のLGWAN接続系での利用に対応しています。DynaEye 11・AnyForm OCRはクラウド提供を行わないオンプレ前提の製品のため、LGWAN・インターネットいずれの区分でも庁内サーバーに設置して使う運用になります。

Q. 税務課の申告書処理に使えるOCRはありますか+

DynaEye 11は税務LANとの連携実績を公式に記載しています。他の2社は税務システムとの連携実績を公式情報から確認できていないため、税務課で導入する場合はDynaEye 11を軸に検討し、他社にも個別に接続実績を確認することをおすすめします。

Q. 手書きの申請書が多いのですが対応できますか+

AIReadは帳票定義の事前設定が不要な「定義レスOCR」を特徴としており、部署ごとに様式が異なる非定型の手書き申請書に向いています。DynaEye 11・AnyForm OCRも手書き対応を公式に記載していますが、精度の実測値は公式に公開されていないため、実際に使用する帳票でトライアルすることをおすすめします。

自治体・官公庁向けAIツールの掲載・情報修正のご相談

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