文章校正ツールはどれを使う|無料の6つを実際に開いて比べました
書き終えた文章を送る前に、誤字と敬語だけでも見ておきたい。そう思って検索すると、無料の文章校正ツールがいくつも出てきます。ただ、無料でどこまで使えるのか、有料はいくらなのか、画面に広告が出るのかは、開いてみないと分かりません。この記事では文章校正ができるサイト6つを実際に開いて、確認できたことだけを一覧にしました。
この記事で紹介するツール
文章校正【無料・登録不要】
誤字脱字・文法ミス・表記ゆれ・冗長な表現・敬語の誤用(二重敬語や「ご〜してください」など)をAIがまとめてチェックし、修正後の全文を返します。ビジネスメールやブログ記事の校正に。
この表の見方
文章校正ができるサイト6つを実際に開いて、そこで確認できたことだけを表にしました。
「未確認」と書いた欄は、調べたけれど確かめられなかったところです。推測では埋めていません。
順位はつけていません。並びはアルファベット順と五十音順で、当サイトのツールも他と同じ1行で載せています。
文章校正ツール6つの比較表(無料の範囲・有料の値段・広告の有無)
| サービス名 | 無料でできること | 有料の価格 | 広告の有無 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
| Canva AI文章校正 | Canva アカウントの登録・ログインが必要(ページ記載) | 価格はこのページには記載なし | 未確認(ページの中身を機械で読み取れなかった) | すでに Canva で資料や文章を作っていて、その画面のまま直したい人 | 広告の有無は確認できなかった。使う前に自分でページを開いて確認する必要がある |
| LeapMe 校正アシスタント | ブラウザで文章の校正ができる。1日の回数は未確認 | 未確認 | なし(確認できた範囲) | スマートフォンのアプリでも同じことをしたい人 | ページに iPhone アプリのダウンロードへの案内が置かれている |
| Shodo | 無料の「ベーシック」プランで、1回1万字までの校正が使える(AI校正には週の上限があり、利用は1人まで) | プレミアム 月1,000円/マックス 月5,000円/ビジネス 1人あたり月2,000円 | なし(確認できた範囲) | まずは無料の範囲で試し、必要になったら有料プランに上げたい人 | 運営は ZenProducts Inc.(株式会社ゼンプロダクツ)。無料枠は1回1万字・週の上限ありという条件つき |
| 校正工房SmartText | 完全無料・登録不要で、1日10回まで(毎日0時にリセット)文章校正が使える | 有料プランの記載なし | なし(確認できた範囲) | 広告のない静かな画面で使いたい人 | 運営は Web 制作会社の株式会社ニコー。ページから外へ出るリンクは同社の他ページだけだった |
| 文章校正(当サイト) | 会員登録なしで、貼り付けかファイルの添付から校正。指摘の一覧と、直した後の全文が出る(IPアドレス単位で1日30回まで、翌日0時にリセット) | なし(有料プランを用意していない) | あり。結果の下と画面の下部に、他社サービスを紹介するリンクの枠がある(入っていない時は何も出ない) | 送る前に一度通して、誤字と敬語の崩れを拾っておきたい人 | 「頂く」「下さい」「致します」をひらがなに直す指摘が必ず出る。数字・固有名詞・日付の誤りは見逃すことがある |
| ユーザーローカル文章校正AI | 文章校正が使える。会員登録の要否と1日の回数は未確認 | 未確認 | なし(確認できた範囲) | 上場企業が運営しているという点を重く見る人 | 同社の他の AI サービスへの案内がページ内に多い |
この一覧の前提
ここに書いたのは2026年9月時点で、各サービスのページを実際に開いて確認できた範囲です。料金や無料の範囲は変わることがあるので、使う前に各社のページで確かめてください。
なお、この記事の最後には他社サービスの紹介リンクを置くことがあります。紹介料が入る場合でも、並び順や書いた内容は変えません。
場面別の選び方
1通だけ直したい
会議の前に1通だけ見てほしい、という時は、会員登録の画面が出ないものを選んでください。今回開いた中では、校正工房SmartText・当サイトの文章校正が、貼り付けてすぐ結果まで進めました。ユーザーローカルは、今回見た範囲では登録を求める表示は見当たりませんでしたが、要否そのものは確認できていません。どれも広告の表示は少なく、結果を探して画面をさまよう時間は取られません。
毎日使う
毎日使うなら、見るところは3つです。1つは、長い文章をどう渡せるか。当サイトの文章校正はファイルの添付に対応しているので、企画書のように長いものを毎回コピーで貼り直す必要はありません。他のサービスのファイル対応は確認できていません。2つ目は、回数の上限です。当サイトの文章校正は、IPアドレス単位で1日30回まで(翌日0時にリセット)という上限があります。他の5つは、今回確認した範囲でははっきりした上限を確認できませんでした。3つ目は、結果の出方です。指摘だけが並ぶ形と、指摘の一覧に加えて直した後の全文まで出る形では、そこから先の手数が変わります。
毎日通していると、自分がいつも同じところで崩していると分かってきます。実際、当サイトの文章校正にビジネス文を入れて返ってきた指摘は、「約2倍程度」が回りくどい、「頂ければ」はひらがなで書く、「ご検討の程よろしくお願い致します」は回りくどい敬語、の3点でした。こうした癖は一度覚えれば書く時点で避けられるので、ツールにかける回数そのものが減っていきます。
会社の規定で、文章を外部のサイトに出せない
その場合は、今回の6つはどれも使えません。文章校正は AI が文章を読んで指摘する処理なので、入力した文章がどこかのサーバーへ送られる点は、どのサービスでも共通です。当サイトの文章校正も、内容をサーバーに保存する処理は入れていませんが、送信そのものは起きます。
取れる手は、社名・個人名・金額を伏せ字にしてから貼るか、貼らずに一覧表で自分で確認するかです。誤字はともかく、敬語の崩れは決まったパターンで出るので、間違いやすい敬語の早見表を横に開いて目で追うだけでも、かなりの部分は拾えます。どこまで許されるかは会社によって違うので、迷ったら情報システム担当に聞いてください。
各サービスで確認できたこと
Canva AI文章校正
デザインツールの Canva が用意している機能の1つです。使うには Canva アカウントの登録・ログインが必要とページに書かれています。価格はこのページには書かれていません。今回はページの中身を機械で読み取れず、広告があるかは確認できませんでした。他の5つと同じ条件で比べられていない点を承知のうえで、必要なら自分で開いて確かめてください。
LeapMe 校正アシスタント
同じ会社が出しているビジネストーン変換と同じ作りで、ページ内に広告は見当たらず、iPhone アプリのダウンロードページへの案内が置かれていました。アプリ版に進んでもらう形と見られます。料金と回数の上限は確認できていません。
Shodo
ZenProducts Inc.(株式会社ゼンプロダクツ)が運営する文章校正サービスです。公式の料金ページによると、無料の「ベーシック」プランは1回1万字まで校正でき、AI校正には週の上限があり、利用は1人までです。有料プランは、プレミアムが月1,000円、マックスが月5,000円、ビジネスが1人あたり月2,000円です。ページ内に広告の仕組みは見当たりませんでした。
校正工房SmartText
Web 制作会社の株式会社ニコーが公開しているツールです。出典ページに「完全無料・登録不要・1日10回まで(毎日0時にリセット)」と明記されています。有料プランの記載はありません。ページ内に広告の仕組みはなく、外へ出るリンクは同社の他ページだけでした。自社の仕事を知ってもらうために公開している形と見られます。
文章校正(当サイト)
当サイトの文章校正は、会員登録なし・無料で、誤字脱字・文法・表記のゆれ・冗長な表現・敬語の誤用をまとめて指摘し、直した後の全文まで出します。使っている AI は Claude Haiku 4.5 で、入力した文章は処理のためサーバーを経由して AI に送られますが、内容を保存する処理は入れていません。短所もはっきりしています。「頂く」「下さい」「致します」をひらがなに直す指摘が必ず出るので、社内の表記ルールで漢字と決めている場合は、その指摘だけ見送ってください。数字・固有名詞・日付の誤りは見逃すことがあるため、そこは一次情報で確かめる必要があります。
ユーザーローカル文章校正AI
東証プライムに上場している株式会社ユーザーローカル(証券コード3984)が公開しているツールです。ページ内に広告の仕組みはなく、同社の他の AI サービス(チャットボットやテキストマイニングなど)への案内が多く並んでいます。会員登録の要否、1日の回数、有料の価格は確認できていません。
本セクションには広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。
文章のクセまで直したい人へ
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よくある質問
- Q. 無料の校正ツールで、誤字はどこまで見つかりますか
- A. はっきり言えるのは、全部は見つからないということです。当サイトの文章校正にビジネス文を入れた例では、回りくどい表現・補助動詞の表記・回りくどい敬語の3点が返りました。この種の書き癖はよく拾えます。一方で、数字・固有名詞・日付のような事実の誤りは、文章として自然であれば指摘されません。金額や日付が入る文書では、校正とは別に自分で突き合わせてください。
- Q. 広告が多いツールと少ないツール、どちらを選べばいいですか
- A. 広告の多さは、校正の中身とは関係ありません。それでも項目に入れたのは、会社のパソコンで開いた時に画面が重くなったり、結果を探しているうちに広告を押してしまったりするからです。今回の6つでは、確認できた範囲でページ内に見つかった広告の枠は、当サイトの紹介リンクの枠だけでした。使い勝手の話として見てください。
- Q. 会社の規定で、文章を外部のサイトに貼れません。どうすればいいですか
- A. 貼らずに済ませる方法に切り替えてください。社名・個人名・金額を伏せ字にしてから貼る手もありますが、規定で外部送信そのものが禁止されているなら、その手も使えません。敬語の崩れは決まったパターンで出るので、一覧表を横に開いて目で追う形が現実的です。社内で使ってよいツールがあるかどうかは、情報システム担当に一度確認しておくと、毎回迷わずに済みます。